天然の甘味料で一番甘いのは『果糖』らしいです。

『果糖』ってその名の通り果物に含まれる糖類なのですが
『果糖』は現代医学であまり重要視されていません。

けど、とても面白い物質ではあるので
今日は『果糖』について調べた事をお話ししていこうと思います！

まず重要な事は
『果糖』は血糖値を上げません。

血糖値って『ブドウ糖』を測っているので
『果糖』がどれだけ血中にあったとしても
血糖値は上がらないんですね。

ちなみに『果糖』も炭水化物なので
吸収されると身体の一部にはなれず、エネルギーにしかなれません。

『果糖』がエネルギーになるためには
肝臓に運ばれ、肝臓が『中性脂肪』に変換し
その中性脂肪をエネルギーにする
という、とても遠回りなエネルギー経路

と

筋肉に吸収され
『果糖』を『ブドウ糖』に変換する酵素によってブドウ糖に変換され
そこからエネルギーとなる経路があります。

『果糖』から『ブドウ糖』へ変換する際にはエネルギーを使うため
エネルギーを作るためにエネルギーを使う
という非効率な事が起こってしまいます。

なので、身体は基本
『果糖』が入ってくると優先的に肝臓へ送ります。

『ブドウ糖』であれば
身体の全組織でエネルギーとして使う事ができますが
『果糖』は、筋肉か、肝臓しか使う事ができません。

しかも
『果糖』は、『ブドウ糖』よりも糖化を起こしやすいんです！
（毒性が高い）

つまり身体は
『果糖』が入ってくると糖化を防ぐため
肝臓に優先的に送り、肝臓も優先的に処理します。

で、思い出して欲しいのですが
中性脂肪というのは、内臓脂肪の原因物質でしたよね？

『果糖』は肝臓に運ばれ中性脂肪に変換されるので
脂肪肝の原因になるんです。

『果糖』を食べると肝臓で炎症が起こり傷付いていく
と言う事です。

なんてこった！
果物だったら食べていいと思ってた！

だけど
果物をあんまり食べる習慣がないから私は大丈夫
なんて思っている場合もあるかもしれません。

これが大間違い。

『果糖』の害は
果物を食べるからじゃないんです。

砂糖って正確には『ショ糖』というのですが
この『ショ糖』は『ブドウ糖』と『果糖』が1:1でくっついた物質なので
『果糖』を食べている事と同じなんです。

また、僕が絶対に避ける事！と、言っている
『ブドウ糖果糖液糖』は文字通り、『果糖』が含まれます。

実はこの『ブドウ糖果糖液糖』は
遺伝子組み換えトウモロコシから簡単に作れるので砂糖よりも安価なので
企業は砂糖よりもコッチを使う事が多いんですよね。

ドレッシング、タレ類、出汁類、清涼飲料、ビールなど酒類、発酵食品などなど
『ブドウ糖果糖液糖』はいろんなモノに使われています。

『果糖』の摂取量が多ければ多いほど
脂肪肝の発症率は高くなり
脂肪肝になると言う事は、お腹がポッコリしてきます。

フルーツダイエットなんて一時期ありましたが
これを知ると、まったくの逆効果な事がわかりますね。

イメージ的には綺麗なお姉さんがやってそうなので
痩せそうな気がしますが
知識があれば、防げるので知識はやっぱり大切。

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ぜひ、ここで勉強してみてください！

ちなみに
芋類などに含まれる『デンプン』ですが
これは、『ブドウ糖』が繋がったものなので『果糖』は含まれません。

『ブドウ糖』100%なので血糖値は上がりますが
『果糖』のように肝臓を痛めつける事はしないので

『果糖』が含まれる甘いモノを食べるのであれば
『デンプン』で食べる方がいいでしょう。

ただ。。。

昔から人は果物を食べきました。

なので、一概に果糖がダメとは言えないと思います。

『砂糖』や『ブドウ糖果糖液糖』のせいで
『果糖』の摂取量が上がった事が
現代の糖尿病患者数増加に繋がっているのは確かなので
まずは、そちらを排除していきましょう。

まぁけど
現代の果物は甘すぎるので
ほどほどにしましょうね！

僕も梨を食べ過ぎないようにしようと思います笑

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