涼しくなってきて
カレーを作り置きしても腐らない季節になりました。
カレーって作るのにめちゃめちゃ時間がかかりますが
その後、数日ご飯を作らなくてもいいので便利ですよね。
しかも
日が経つにつれ、味にコクが生まれ
初日とは全く違う味になる不思議な食べ物です。
最近は、トロミを出すために「きな粉」を入れるようになり
噂によると、カレーのスパイスと「きな粉」の相性はとても良いようで
本場インドやネパールでは
肉カレーではなく、豆カレーが主流なんだとか。
伝統を辿っていくと実は現代科学よりも進んでいた
なんて事はよくあるので
歴史を知るってとても重要ですね。
さて、話は変わって
『ホルモン』って知ってますか?
前回のブログでお話しした食べるホルモンではなく
身体の中で重要な働きをしているホルモンです。
ホルモンは身体の中で少量しか分泌されないにも関わらず
効果が絶大という不思議な物質。
久しぶりにウナギを食べに行って
興奮のあまり山椒をかけすぎてしまって
せっかくのうなぎが山椒の味しかしない
というくらい
小粒でピリリと辛いのがホルモンという物質です。
このホルモンの効果は本当に大きく
悪名高い「ステロイド」という薬がありますが
このステロイドもホルモンの一種。
ステロイドはめっちゃ効くけど危ない
なんてイメージがありませんか?
僕は炎症といえばビタミンC!
と言っていますが、ビタミンCなんて比べものになりません。
ホルモンと血糖値
そんな、山椒
いや、ホルモン。
血糖値にも、もちろん関係していて
血糖値を下げる『インスリン』もホルモンの一種です。
ただ、勘の鋭いあなたならお気づきでしょうが
下げるホルモンがあると言うことは
上げるホルモンももちろんあります。
実は、血糖値をあげるホルモンは
アドレナリンに、コルチゾール
グルカゴンに、チロキシン
などなど
下げるホルモンがインスリンだけにもかかわらず
上げるホルモンは他にもいくつも存在するんです。
インスリンがちょっと働いたくらいでは
多勢に無勢、インスリンなんてないのも同然。
嵐の日にペグ打ちをし忘れたテントのように
一瞬で風に吹き飛ばされてしまいます。
低血糖の方がヤバい
まぁ、それもそのはず
人の身体にとって高血糖と低血糖では
低血糖の方が圧倒的にヤバいんです。
高血糖はほっておいても死にませんが
低血糖はほっといたら死にますからね。
まぁ、なので
血糖値が上がってしまう人は
砂糖や炭水化物を控える事の他にも
血糖値を上げるホルモンを出さないように工夫する必要があります。
血糖値が上がる時
血糖値をあげるホルモンは主に
資料のプレゼンをする時
テニスの試合中
朝布団から起きてリビングへ向かう時など
活動するぞ!
という時に多く出ます。
活動するためにはエネルギーが必要なので
血糖値を上げて身体の組織でエネルギーが作られやすい環境を整えるんですね。
また
昨日の疲れが溜まっている中
大量の書類を運んでいたところ
足元の台座に気づかず
盛大に書類をぶちまけた時には
恥ずかしさと失敗した気持ちのせいで
めちゃめちゃ血糖値は上がっているでしょう。
さらに
前から気になっていたイケメンの上司が書類を拾うのを手伝ってくれて
その際に指先が触れてしまった時には
心臓の鼓動と連動して血糖値もうなぎのぼりになっているはずです。
そんな時には
うなぎに大量の山椒をかけ、冷静にならないといけません。
心と血糖値には密接な関係が!
現代はいろんなところにストレスやハプニングがあります。
これらによってアドレナリンが分泌され
アドレナリンのせいで血糖値が上がる人が結構な割合でいるんです。
実は、僕もこのタイプ。
家でゆっくり嫁と一緒にご飯を食べているときと
仕事の日にご飯を食べる時では
血糖値の上がり方が全然違います。
仕事の日は
そもそもベースの血糖値が上がり
100以上になる事も多いです。
血糖値っていうのは
精神状態に大いに影響を受けるんです。
心と身体は繋がっている
と、よく言われますが
血糖値の変化を見ても
心と身体の繋がりってわかりますよね。
マインドフルネスという言葉をよく聞くようになりましたが
身体をリラックスさせる時間を作るのは
身体のためにもとても重要なんです。
ヨガや瞑想
呼吸に集中する時間など
自分なりに心に意識を向ける時間を作ってみましょう!
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