寒くなってきましたね。
曇りの日も多く、太陽が顔を見せる時間も少なくなりました。
夏の間、太陽を避けてきた人たちが
この時期になると、次々と風邪やインフルエンザにかかってきます。
僕のブログを読んでくれているあなたは
きっと太陽と仲良しだと思うので心配ないですが
日本人はビタミンDを作る遺伝子が弱い人が多いので
これからの季節は特にビタミンDのサプリメントを意識して摂っていきましょう。
冬に増える「食いしばり」
さてさて、こう寒くなってくると出てくるのが「食いしばり」です。
ストレスを抱えている人はもちろんですが
寒さそのものも大きな原因になります。
身体は冷えると防御反応として筋肉を緊張させます。
特に顎まわりの筋肉(咬筋や側頭筋)は
無意識のうちにギュッと力が入りやすい。
そのため
・夜寝ている間に歯ぎしりをする
・朝起きた時に顎が重い
・日中も無意識に奥歯を噛みしめている
そんな人が、冬には一気に増えるんです。
食いしばりが与える身体への影響
では、食いしばりが続くとどうなるのか?
まず、顎の筋肉が硬くなることで首や肩まで緊張が波及します。
首の筋肉には自律神経が通っているため
血流が悪くなり、頭痛や不眠、集中力の低下といった症状にもつながります。
また、咀嚼筋は側頭部にもつながっているため
側頭筋のコリが“こめかみの痛み”や“目の奥の疲れ”として現れることも。
さらに顎関節の動きが悪くなることで
全身のバランスも崩れていきます。
顎は体の中心軸(姿勢)と深く関係しているので
噛み合わせが変わると骨盤の傾きや重心のズレにも影響するんです。
その結果
「最近姿勢が悪くなった気がする」
「肩が上がりにくい」
なんてことにもつながります。
つまり、食いしばりは“口の問題”ではなく
全身に波及するストレス反応なんですね。
あなたもしてる?簡単チェック法
ちなみに、自分が食いしばっているかどうかを
簡単にチェックする方法があります。
それは、起きた時に顎が疲れていないかを確かめること。
寒い季節は特に
寝ている間に全身がこわばっているので
朝の顎の疲労感で気づく人も多いです。
また、長年の食いしばりがある場合は、外見にも変化が出ます。
咬筋が発達してエラが張ってきたり
歯の先が鋭くなったり
歯茎が白っぽくなったり。
僕も実は、食いしばりが強いタイプなんですが
昔から歯茎が白くて「貧血なのかな?」と思っていました。
ところが知り合いの歯医者さんに聞いたところ
食いしばりによって骨が厚くなっているせいだとわかったんです。
身体って本当に正直ですね。
まずは緩める対策を!
では、どうすればいいのか?
まずは、筋肉を緩めること。
そのために大切なのがマグネシウムです。
マグネシウムは「天然の筋弛緩剤」とも呼ばれ
緊張をほぐしてくれるミネラル。
水やお味噌汁にニガリを数滴入れるだけでも効果があります。
また、ストレスを軽減して副交感神経を優位にするために
寝る前のヨガもおすすめ。
身体が硬くても大丈夫。
YouTubeなどで“寝る前ヨガ”を検索して
見よう見まねでやるだけでも、呼吸が深まり
睡眠の質が上がっていきます。
そして、すぐにできる対策は
歯医者さんでマウスピースを作ってもらうこと。
僕も毎晩マウスピースをつけて寝ていますが
あるのとないのでは、朝の顎の疲れが全然違います。
自費になることもありますが
信頼できる歯医者さんにお願いして
自分に合ったものを作る価値は十分にありますよ。
寒い季節はどうしても
心も身体もギュッと力が入りがちです。
だからこそ、意識して“ゆるめる時間”をつくっていきましょう。
温かいスープを飲んで
マグネシウムを摂って
寝る前は深呼吸をしてから眠る。
それだけでも、きっとあなたの食いしばりは軽くなるハズです。
ぜひ、試してみてください。
って事で、今回はこの辺で
では、また。
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