「体がしんどいんです。けど、病院の検査では何も異常がないんです。」
最近、こんな相談をよく受けます。
病院での検査は問題なし。
基準値もすべてクリアしている。
それなのに──
毎日の生活はつらいまま。
もしかしたら、あなた自身も
「異常はないと言われたけど、調子は良くない」
そんな感覚を抱えているかもしれません。
では、なぜこんなことが起きるのでしょうか。
今日は血液検査を“深く読む”必要がある理由を
体の仕組みと一緒にお話しします。
基準値は「病気かどうか」を見るためのもの
病院で使われている基準値は
「今すぐ治療が必要な病気かどうか」
を判断するためのものです。
・あなたが疲れやすい理由
・どこが弱りやすい体質なのか
・将来どんな不調が出やすいのか
こうしたことまでは、正直ほとんど見ていません。
これは医療が悪いわけではなく
医療の役割は「命に関わる異常を見逃さないこと」だからなんですね。
ただ──
・朝がつらい
・疲れが抜けない
・むくみやすい
・めまいがする
・免疫が弱い
・不調が慢性的に続いている
こうした 未病(病気未満) の状態は
「正常/異常」だけでは見えてこないんです。
ここに、血液検査を深く読む意味があります。
血液検査は「体のクセ」が一番よく出るデータ
血液検査は、その人の体質がはっきり表れます。
たとえば──
・血糖値は正常でも、インスリンが低すぎる
→ 低血糖体質の可能性
・ヘモグロビンは正常でも、フェリチンが低い
→ 隠れ鉄不足で疲れやすい
・AST・ALTは正常でも、尿酸が高め
→ 解毒力が落ちている
・コレステロールが高め
→ 副腎や甲状腺、ストレスの影響
・ビタミンDが低い
→ 免疫・アレルギー・気分の落ち込み
これらはすべて
「基準値は正常」のまま起こります。
つまり
深読みしないと一生見つからない原因がある、ということなんです。
「異常なし」の裏側にある、3つのパターン
相談データを見ていると
“異常なし”の裏には大きく3つのタイプがあります。
① ギリギリ正常で踏ん張っている
・フェリチンが下限寄り
・マグネシウムが低め
・白血球が少なく免疫が弱い
・インスリンが低く血糖調整が苦手
数値は正常でも、体はかなり無理をしている状態です。
② 数値同士の「バランス」が崩れている
大切なのは 数値の関係性。
・ASTよりALTが高い
・LDLより中性脂肪が高い
・血糖値は正常でも朝だけ高い
こうしたズレは、体が訴えているサインです。
③ 遺伝子という「生まれ持った個性」
人には走るのが速い人、ゆっくりな人がいますよね。
それと同じで
体の中でも 代謝の速さ・遅さ には個人差があります。
・栄養を使うのが速い
・ストレスホルモンを分解しにくい
・解毒が苦手
・神経伝達物質が不足しやすい
これらは遺伝子の個性です。
大切なのは
遺伝子=病気ではない、ということ。
弱いところが分かれば
食事・栄養・生活習慣で十分カバーできます。
不調の原因は「数値」ではなく「弱点」
多くの人は
「高い」「低い」「異常値」に注目しますが
本当に大事なのは
どこが弱点になっているかです。
現代人に多いのは
・鉄、亜鉛、マグネシウム不足
・ビタミンD不足
・タンパク質不足
・副腎疲労(ストレス耐性低下)
・解毒力低下
・腸内環境の乱れ
これらが重なって起きているケース。
だからこそ
「正常か異常か」だけでは足りなくなってきているんですね。
血液検査を深く読むと、見えてくるもの
深読みができると
・なぜ今の症状が出ているのか
・何をすると改善しやすいか
・何をすると悪化しやすいか
・どんな体質なのか
これらが一つのデータから見えてきます。
東洋医学だけでも
栄養学だけでも
薬学だけでも足りません。
全部を組み合わせて診ることで
体の状態が一枚の地図のように見えてくるんですね。
最後に
あなたの体は
思っている以上にたくさんのサインを出しています。
ただそれが
「基準値正常」というフィルターで
見えにくくなっているだけ。
もし今
・原因不明の不調が続いている
・年齢とともに悪くなるのが不安
・このままでいいのか迷っている
もし、こんな不安を抱えているなら
血液検査を「深く読む」ことは
自分の体を知る、大きなヒントになります。
無理に変えなくていい。
まずは知ることからで十分です。
少しずつ知識をつけて
自分の身体のケアをできるようになっていきましょう!
ってことで、今回はこの辺で
では、また。
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