前回、マイクロプラスチックが
ホルモンや妊娠、子どもの発達に影響を与える可能性についてお話ししました。
▼前の記事▼
そもそもマイクロプラスチックが身体にどんな影響を与えるのか、詳しくはこちら。
【マイクロプラスチックが身体に与える影響】
「じゃあどうすればいいの?」
今日はその具体的な対策の話です。
最初に言っておきますが 完全にゼロにすることはできません。
神経質になりすぎず、できるところから減らしていく
それくらいの気持ちで読んでください。
まず見直したいのは「飲み水」
一番取り込みやすいルートが、飲み水です。
特にペットボトルの水は
マイクロプラスチックの量が水道水より多いという報告があります。
製造から輸送、保管の過程で
ボトル自体からプラスチック粒子が溶け出してくるんですね。
対策としては、浄水器を使うのがオススメ。
マイクロプラスチックを除去できるタイプの浄水器を選ぶとかなり減らせます。
ウォーターサーバーを選ぶ人もいますが
保存はプラスチック容器である事が多いので
僕はオススメしません。
日本の水道水はせっかく飲めるくらいクオリティーが高いので
そのクオリティーを維持しつつ塩素やマイクロプラスチックを抜いてくれるものがいいと思います。
そして、水を持ち歩くときはステンレスやガラスの水筒に。
ペットボトルを常用している場合は
ここを変えるだけでも大きな一歩ですよ。
「温める容器」を見直す
実はこれが一番見落とされがちで
一番効果的なポイントです。
プラスチック容器は
熱が加わるとマイクロプラスチックや化学物質が溶け出しやすくなります。
特に避けてほしいのが
プラスチック容器のまま電子レンジで温めること。
コンビニ弁当やレトルト食品をそのままチンする習慣がある場合は
お皿に移してから温めるようにしてみてください。
それだけで、取り込む量はかなり変わります。
熱い飲み物やスープを使い捨てのプラスチック容器に入れたり
ペットボトルを温めたりするのも 同じ理由で避けたいところです。
食品の保存方法を変える
食品の保存も
プラスチックからガラスや琺瑯(ホーロー)の容器に変えると安心です。
特に、脂っこい食品や酸っぱい食品は
プラスチックから化学物質を引き出しやすいので
こういったものを保存するときはガラス容器を選ぶといいです。
ラップも、食品に直接触れた状態で温めると溶け出しやすいので
温めるときはラップを外すか
食品に触れないようにふんわりかけるのがポイントです。
意外な盲点|ハウスダストと衣類
マイクロプラスチックは食べ物だけじゃなくて
空気からも入ってきます。
家の中のホコリには
合成繊維(ポリエステルやナイロン)から出た細かいプラスチック繊維が含まれています。
対策はシンプルで
こまめに換気すること、そして掃除をすること。
特に小さなお子さんは床に近いところで過ごす時間が長く
ホコリを吸い込みやすいので、床まわりを清潔に保つのは効果的です。
衣類やタオルも、可能な範囲で天然素材(綿・麻・ウール)を選ぶと
家の中に舞うプラスチック繊維を減らせます。
入ってしまったものを「出す」力を高める
どんなに気をつけても、ある程度は体内に入ってきます。
だからこそ、これまでの記事でもお伝えしてきた
解毒する力・出す力が大事になってきます。
食物繊維をしっかり摂り、腸内環境を整えましょう。
あとは抗酸化も意識したいところ。
マイクロプラスチックは体内で酸化ストレスを生むので
それに備えておきたいんです。
といっても難しいことはなくて
色の濃い野菜や果物を意識して食べるだけでも十分。
ビタミンCやEといった抗酸化栄養素は
サプリに頼らなくても日々の食事から摂れます。
僕がお伝えしている健康法は
いつも、とてもシンプルでお金のかからないものがほとんどです。
また、これからいい季節になってくるのでしっかりと汗をかきましょう。
結局のところ、解毒の基本はカビ毒のときと同じなんですよね。
「入れない工夫」と「出す力」
この両輪が大切です。
完璧を目指さなくていい
ここまでいろいろ挙げましたが
全部を一気にやる必要はありません。
まずは
「ペットボトルをやめて水筒にする」
「レンジでチンするときはお皿に移す」
「何か買う際はビンに入っているものを選ぶ」
これらから手をつけて見てください。
大事なのは、知った上で選ぶこと。
何も知らずに毎日大量に取り込み続けるのと
知っていて少しずつ減らすのとでは何年か後に大きな差になります。
自分の身体と、これから生まれてくるかもしれない子どもの身体のために
できることから始めてみてください。
ってことで、今回はこの辺で。
では、また。
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