僕はこれまで
いろんな健康法を自分の身体で試してきました。
その中でも
いまだにはっきりした答えが出ないテーマがあります。
それが。。。
「1日何食が正解なのか?」
という、超シンプルに見えて実は超むずかしい問題です。
食事回数論争:どれも“理屈は正しい”からこそ難しい
ケトン体質を作るなら
「1日1食がいいんじゃないか?」
と思う時もあるし
血糖値の観点からは
「こまめに食べた方が安定しやすいんじゃない?」
という気もします。
さらにいえば、人間も動物なのだから
・時計が12時を指したから食べる
・“時間”で食べる
という機械的な食生活よりも
「お腹が空いたときに食べる」
という本能に従った食生活のほうが自然なんじゃないの?
とも思うわけです。
こういう思考が毎回ループします(笑)
長期の人体実験の結果…いまの僕の結論
ということで僕は
数年単位で「人体実験」をしてきました。
その結果いまのところ
僕の身体には“1日数回食”が合っている
という結論に落ち着いています。
理由は血糖値。
僕は今「血糖値の安定」を健康目標にしていますが
1日1食を数年続けてみても
血糖値スパイクはむしろ悪化。
1日1食は以下のデメリットが出やすいんです。
・その1食に全栄養を詰め込むため、タンパク質が不足しがち
・血糖値が急上昇しやすい
・インスリン分泌が弱い人は特に負担が大きい
僕の体質では、これが完全にアウトでした。
もちろん
インスリンやグルカゴンの働きが強い人なら問題ない場合もあります。
僕の知り合いは、1日1食ですが
その1食で何を食べても血糖値が140を超えない
と言っていました。
「正解は人によって違う」んですよね。
1日1食の“落とし穴”
1日1食にすると
自然と18時間断食=オートファジーが働きやすいので
巷では「1日1食こそ健康!」と言われることが多いですが
オートファジーはメリットも大きい反面
体質によってはエネルギー不足を起こしやすい。
食事回数を減らすほど
・ミトコンドリアの機能
・血糖値の調整
・代謝の強さ
など、その人のもともとの“燃費の良さ”が問われます。
僕のように「燃費がいい体質ではない」タイプは
食事回数を減らすほど血糖値が乱れることもあるわけです。
問題は“朝食”
では1日数回食にするときの問題は何か?
それは 朝食。
朝は胃腸がまだ完全に起きておらず
しかも血糖値が低い状態なので
・いきなり炭水化物を入れる → 血糖値が急上昇
・胃腸が弱いと消化が追いつかない
という二重苦になります。
そのため今のところ僕の朝の最適解は
・バターたっぷりのスクランブルエッグ
・バターコーヒー
という“脂質中心のエネルギー補給”に落ち着いています。
胃腸にやさしいし、血糖値もほどほどに保てるんですよね。
日中はこまめに軽い補食を
昼の時間帯になると胃酸も起きてくるので
・ナッツ
・プロテイン
・ゆるい間食
などを数回に分けて摂ると
血糖値も安定しやすく、消化負担も少なめです。
昼間は活動しているため筋肉が血糖値を使ってくれるので
昼間であれば、炭水化物を食べても問題ない場合が多いです。
炭水化物を食べたい場合は
昼間に炭水化物を持ってくると血糖値が安定する事が多いので
試してみてもいいかもしれません。
結論:正解は“あなたの身体の中にしかない”
と、まぁこんな感じで
食事回数に“みんなの正解”は存在しません。
世間が「これが健康にいい!」と言っていても
あなたの身体に合うかどうかはまったく別問題。
だからこそ
いろいろ試す → その結果どう変わった?を見る
このサイクルが大切です。
血糖値、体温、疲労感、集中力、睡眠…。
あなたの身体が出してくれる反応が
そのままあなた専用の答えになります。
自分に合った食生活は
“調べるもの”ではなく“見つけていくもの”なんですよね。
世間の言葉に騙されず
体感を大切にしていきましょう!
ってことで、今回はこの辺で
では、また。
【心と身体研究所よりお知らせ】
栄養と身体の基礎を今のうちに知っておきませんか?
健康って何が正しいのかわからない!
そんな初心者さんでも安心!
栄養学講座始めました。
無料なので、ぜひ知識を付けてみてください。
≫≫ここをクリックして読む≪≪
【心と身体研究所のミッション】
ちょっとした不調なら自分自身で治せる
健康を医者に丸投げしない!
そんな人たちを増やし、お手伝いします。

