健康志向な人が最近増えてきているのか
東京では、オーガニック食品を取り扱っているお店がポツポツ出てきました。
アメリカでいう
Whole Foods MarketやTrader Joe’sのようなお店が日本でも出てくるといいなぁ
なんて思っていますが
なかなか難しいでしょうね。
何を買っても大丈夫っていう
安心できるお店に出会いたい。。。
まだまだ裏の成分表示を確認して購入する生活は
終わりそうにありません。
これからは物価も上がるし
気候変動のせいで食材費も上がるだろうから
こういったスーパーは経営が難しくなりそうですね。
Whole Foods Marketも
今経営ヤバそうです。
Trader Joe’sは、好調みたいですけどね。
さてさて
今回は牛乳についてお話ししていきます。
牛乳を悪者にしている原因には
乳糖の問題
カゼインの問題
ホルモン剤や抗生物質の問題
の3つがあります。
基本的に乳牛は
よく牛乳を出すようにするため
ホルモン剤を投与され育成されており
アメリカ人の胸が大きいのは
牛乳に含まれる女性ホルモンのせいだ!
という論文もあります。
アメリカほどではないものの
日本でも乳牛にホルモンを追加して育てているため
ホルモンバランスの崩れが起こっている人がいますね。
牛に与えたホルモン剤や抗生物質が
牛乳に関係あるのか不思議な場合もあると思いますが
これら薬剤は脂溶性です。
牛乳には
乳脂肪分という表記があるように
脂肪が含まれています。
その脂肪の中に
ホルモン剤や抗生物質が溶け込んでしまうんですね。
PMS、生理痛、生理不順、不妊症患者が増えている背景には
この影響もあります。
乳糖の問題も日本人は抱えている人が多く
牛乳の中には乳糖と呼ばれる炭水化物が含まれます。
この乳糖は消化するためにラクターゼという酵素が必要なのですが
ラクターゼを持っていない人が日本人には多い事がわかっています。
一昔前までは
75%ほどの日本人が持っていない
と言われていましたが
最近は25%程度だと言われています。
ちなみに
母乳の中にも乳糖は含まれており
赤ちゃんの時は、ラクターゼを作る能力があっても
成長して大人になるにつれ
母乳以外のエネルギー源をメインエネルギーとする事によって
次第に、ラクターゼを作らなくなってしまうようです。
なので
子供の頃は大丈夫だったのに
最近、牛乳を飲んだら下痢する
という場合には
乳糖を分解するラクターゼを作れない身体になってしまったのでしょう。
ちなみに
ラクターゼを作れなくなる事は
別に退化しているわけでも、変異しているわけでもなく
これは、哺乳類全般に言える事なので
自然な現象です。
人は雑食ですから
なんでも食べられる方が生き延びやすいので
牛乳が飲めるのは、いい事かもしれませんが
もしかしたら動物的に言うと
ラクターゼを持っている人は
まだ、乳離れできていないのかもしれないですね笑
このラクターゼを作れる作れない
というのは
0か100か
ではなく
30の人もいれば80の人もいます。
牛乳を飲んでも下痢にならないから
と言って
自分は大丈夫と思うのではなく
大人は基本的にラクターゼ活性は落ちているものなので
過剰に摂取する事は避けた方がいいと思いますよ。
遺伝子検査で詳しく知る事ができるので
興味ある場合には受けてみてください。
もう1つカゼインについては
次回お話ししますね!
では、また。
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