始めまして
心と身体研究所・所長のよっぴーです。
簡単に今までの経歴を載せておくと・・・
経歴
- 摂南大学薬学部卒業・薬剤師資格取得
- 個性心理学アドバイザー資格取得
- 東京医療福祉専門学校卒業・鍼灸師資格取得
- 天津中医薬大学第一附属病院鍼灸脳外科研修
- 天津中医薬大学第二附属病院中医小児科研修
- 天津市南開区中医医院中医内分泌科研修
- 天津南開大学人民病院中西結合内科研修
- 天津中医薬大学附属保康病院中医皮膚科研修
こんな感じです。
いろいろ経験してきてますが、やりたい事を突き詰めてやる!
これがモットーです。
縁あって関わらせていただいた会社様はこちら
- 株式会社sun medical様 社長代理(薬局2店舗経営)
- 株式会社泰豊様 外部コンサルタント(薬局3店舗経営)
- 東京美肌堂様 漢方指導顧問(オンライン診療専門クリニック)
- 株式会社FONE様 漢方指導顧問(コロナ後遺症専門クリニック)
その他にも、Udemyにて教材を多数販売しています。
僕の出発点
僕が薬剤師を目指したのは小さい頃から化学がとても好きで
この化学を使って何か人の役に立てないか?という事がキッカケでした。
今思い返すと
小学生の頃にビタミンという本を読んだり
元素周期表を丸暗記したりしていて
変わった子供だっただろうなぁと思います笑
薬剤師として薬局に勤めてからは、患者さんに少しでも良くなって欲しくて
朝6時からマクドナルドで勉強し
9時〜18時の勤務を終えた後は、夜の21時までカフェで勉強する。
そんな生活を1年以上続けました。
けれど。。。
蓋を開けてみれば
高血圧や高脂血症、糖尿病などを抱えている患者さんは
一度薬を飲んだらずーっと飲み続けている人ばかりだったのです。
病気を治すという事は、薬を飲まなくてもいいようにする事なのではないか?
そんな事を思い始め
漢方の世界に足を踏み入れる事になります。
漢方薬との出会い
最初は独学で毎週新しい漢方の本を買い
漢方に強いドクターがいる病院の門前薬局に転職し漢方の知識をつけていきましたが
なかなか理解する事が難しく
何回か挫折しそうになります。
本に書いてある事を理解することはできるのですが
実際の患者さんに当てはめようとするとうまく当てはまらない。
そこで
漢方の本場は中国なんだから
中国の先生に習いにいこう!と思い
中国のドクターがいる漢方薬局で働くことにしました。
日本の漢方と中国の漢方では考え方が根本的に違い
中国の漢方の考え方はとてもわかりやすく、目の前の患者さんを治す力も優れていました。
自費診療だったので月に5万も支払っている患者さんもいましたが
保険診療でずっと薬を飲み続けるより、病気が治るなら短い間なら高額を払ってもいい。
そんな患者さんがたくさんいる事を知りました。
しかし
働いているうちに
漢方薬だけでは治すのに時間がかかる患者さんもいることに気づきます。
そこで
中国医学のもう一つの技術である鍼灸を勉強すべく
専門学校に通い、技術を身につけるために中国へ研修にいきました。
中国で見た技術や医療体制などは今でも僕のベースとなっています。
さらに突き詰める
漢方と鍼灸を組み合わせると
今まで治らなかった患者さんが治るようになってきました。
特に、不妊症・胃腸障害・精神疾患・皮膚疾患には効果が絶大で
西洋薬を飲まなくても良くなった人がたくさんいます。
治療家として、患者さんが本当の意味で『治る』のはとても嬉しい事でした。
ただここでふっと思います。
病気になるのはそもそも何故なのか?
今までの経験上
中医学でそれを説明するのは簡単でした。
ただ、まだまだ西洋医学が世の中のスタンダードであり
理解しやすく、メカニズムなどもわかりやすいのは西洋医学です。
西洋医学での病気の成り立ちを説明できれば
もっと病気を治すのが簡単になるのではないか?
さらに言うと
病気になる前に対策を組む事もできるようになるのではないか?
さらにさらに
医者や僕のようなたくさんの経験を積まなくても患者さん自身が自分の力で治す事もできるのではないか?
そう思うようになったのです。
根本原因
病気の成り立ちは、西洋医学でももちろん証明されているものがたくさんあります。
例えばアトピーであれば
角層の異常に起因する皮膚の乾燥とバリアー機能異常という皮膚の生理学的異常を伴い、多彩な非特異的刺激反応および特異的アレルギー反応が関与して生じる。
by Wikipedia
と、ありますが
そもそも、なぜ角層に異常が起こったのか?なぜバリアー機能が異常になったのか?について原因を探っていないのです。
そこで病気の根本原因を探るべく勉強したのが
オーソモレキュラー
という医学でした。
オーソモレキュラー
オーソモレキュラーとは、日本語にすると『分子整合栄養医学』と呼ばれるもので
その名の通り、栄養を使って病気を治そうとする考え方。
人の身体は、昨日食べたもので作られる。
これは言われてみれば当たり前の事なのですが、西洋医学では完全に無視されている部分です。
昨日何を食べたのか?
これこそが病気に対してとても重要な要素となっている。
と言うことは。。。
健康の秘訣は、栄養にあるのではないか?
そんな事を考えるようになり出会ったのが、オーソモレキュラー医学だったのです。
オーソモレキュラーでは、栄養不足が病気の原因であると考え
身体の中で起こっている生化学反応をとても詳しく見ていきます。
例えば、ビタミンC
ビタミンCは、美肌効果があると言われていますが、何故美肌に効果があるのか?を答えられる人は少ないはず。
ビタミンCは、皮膚に弾力とハリをもたらすコラーゲンを作るために必要な栄養素なのです。
しかし、ビタミンCだけを摂取していても美肌にはなりません。
コラーゲンを作るためには、素材となるタンパク質が必要ですし、反応を起こすためにビタミンCと鉄も必要。
こう言った身体の中で起こっている化学反応を見ていく事によって身体の不調を解明していく。
化学が大好きな僕にとってこれほど魅力的な分野はなかったんです笑
個体差
オーソモレキュラー医学を勉強し、血液検査や病状から身体に不足している栄養素を見抜く力はついてきました。
そして、患者さんにアドバイスをしていく中で実際に栄養素を補給する事で今までとは比べものにならないほど良くなっていく患者さんを見て
やっぱり栄養の力はすごい!
と、思っていたのですが
やはり
同じ病気、同じ症状の人であっても、同じ治療法で治せるとは限らないという事例が出てきました。
それもそのはずで
同じものを食べて病気にならない人もいれば、とても不調になる人もいるわけなので
全員に同じ治療をすればいいわけではなかったんです。
そこで次に勉強を始めたのが
DNAレベルで個体差を見る事です。
オーソモレキュラー医学を勉強した事によって
身体の中でたくさんの化学反応が起こっている事はわかっていました。
けど
人の身体の中でそれらの反応が100%進むという事はない。
という事がDNA分析の結果わかってきています。
人によって得意な反応があれば、苦手は反応もある。
人それぞれ顔や性格が違い
得意な事、不得意な事が違うように
身体の中の反応も得意不得意があるんです。
西洋医学ではエビデンスをとても重要視しますが
人の身体は全員が違うので、エビデンスを取ろうと思っても取る事ができません。
なので、とても大切な事は
あなた自身があなたの身体について良く知る事です。
子供の頃から嫌いな食べ物
アレルギーのある食べ物
よく食べているもの
など
毎日をよーく分析してみる。
トマトを食べたらアトピーの症状がひどくなった。
人にこんな事を話したら
偶然じゃない?
って思われそうだけど
実際にトマトで症状がひどくなる人もいます。
そんな人に
トマトにはリコピンが入っていてリコピンは抗酸化力が高いから食べた方がいいよ!!
なんて進めたら症状が酷くなってしまうだけです。
大事なのは
世の中でどう言われている
という事ではなく
あなたの身体ではどうなのか?
という事。
自分の身体とちゃんと向き合う
自分の身体を大切にする
そんな人とたくさん知り合って行けたらいいなぁと思っています。
僕の知識があなたのキッカケになってくれたら
大変嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
心と身体研究所所長:吉本雄祐(よっぴー)