『腸内細菌を育てよう!』ってよく聞きますが
そもそも腸内細菌って、本当に味方なんでしょうか?
最近の研究で分かったんですが
彼らが『とんでもないこと』をしている可能性があるらしいですよ!
今日は腸内細菌の意外な行動についてお話していきます。
腸内細菌は何を食べるのか?
腸内細菌も生き物なので、食事が必要です。
では、腸内細菌は何を食べてるかというと
『僕らが食べたミネラルや食物繊維』
なんです。
僕らが食べたものを
『消化しやすく』してくれたり
『ビタミンを作って』くれたり
しているんですね。
めっちゃいいヤツでしょ笑
でも、ここで一つ問題が。
腸内細菌は食べ物がない!となると
なんと。。。
衝撃の行動に出るんです!
自分を食べる!?
腸内細菌のエサが不足すると何を食べ始めるのか?
実は。。。
『僕らの腸を食べる』らしいんです!
人間の腸だってタンパク質と脂質でできているので
細菌からしたら餌と同じ。
腸内細菌のエサ不足で腸壁が弱くなると
体に不要なものがどんどん吸収されてしまい。。。
・炎症が増える
・免疫が乱れる
・血糖値が上がりやすくなる
と、体にとっていいことなし!
『腸活しよう!』って言いながら
腸内細菌のエサが足りていなかったら
逆に腸を壊すことになるかも!?
これはヤバいですよね。
じゃあ
腸内細菌のエサ不足を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
腸を守る鍵
腸内細菌の大好物は『水溶性食物繊維』です。
これがしっかり足りていれば
腸内細菌は、腸を食べることなく健全に働いてくれます。
『食物繊維ってレタスとかキャベツでしょ?』
と、思ったあなた!
実は、一般的にイメージされる食物繊維は
『不溶性』食物繊維で、『水溶性』食物繊維とはちょっと違います。
不溶性の食物繊維は
繊維というイメージとは少し違って
トロッとしている食べ物に含まれているんです。
(例)
・不溶性食物繊維 → 便のカサを増やす(レタス・キャベツなど)
・水溶性食物繊維 → 腸内細菌のエサになる(オクラ・昆布・なめこなど)
最近、トロッとした食べ物食べてますか??
まずはここから始めよう
水溶性食物繊維を含む食材は
意外と昔ながらの和食に多いんですよね。
・昆布(だし)
・わかめ(味噌汁)
・オクラ(ねばねば)
・なめこ(味噌汁)
・こんにゃく(おでん)
昔の日本人は、無意識に腸にいい食事をしていました。
でも、最近は水溶性食物繊維の摂取量が激減!
昔の日本人なら昆布の出汁で味噌汁を作っていたのに
今は化学調味料入りのインスタント味噌汁にしたり
白出汁を入れてちゃんと昆布を使わなかったりしていませんか??
それでなくてもタンパク質不足で腸が作れていないのに
こうして更に
腸内細菌のエサ不足→腸が削られる
という、ぺらっぺらの腸になってしまっているんです。
腸の健康は
『腸内細菌にエサを与えること』から。
昆布、わかめ、オクラ、なめこ、こんにゃく。。。
最近食べてないなぁ。。。
と、思ったら
ぜひ今日の食事に取り入れてみてください!
腸内環境がみるみる改善していくかもしれません。
ってことで今回はこの辺で!
では、また!
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