腸内細菌で血糖値が下がる!?

炭水化物

嫁が健康診断で腸内フローラ検査をしたようで
結果を見てもよくわからない

というので

最近は、腸内フローラについて
めちゃめちゃ調べてます。

そんな中
実は最近
「ある腸内細菌をマウスに与えたら血糖値が下がった!」という
びっくりな論文が出てきたんです。

今日はその内容をベースに
腸と血糖の“深〜い関係”についてお伝えしていきます。

血糖値と腸内細菌の意外な関係

私たちの腸の中には
数百兆個もの細菌が住んでいます。

僕らの身体の細胞の数は全部で40兆個なので
身体を作る細胞の数よりも多い腸内細菌が実は腸の中に住んでいるんですよね。

で、この腸内細菌が何をしてるかっていうと
実は血糖値の安定にも一役買っているようなんです。

たとえば
・Alistipes indistinctus(アリスティペス・インディスティンクタス)
→この菌を糖尿病マウスに投与したら、なんと血糖値が改善!(Nature誌より)

・Bacteroides属(バクテロイデス)
→ 単糖類(分解された糖)を代謝して、炎症を抑える短鎖脂肪酸(SCFA)を作ってくれる

つまり、腸内にこういう菌がたくさんいる人は
血糖スパイクが起きにくく、安定しやすいってこと。

もし、腸内フローラを調べたり
腸内細菌の分布を調べた結果を持っている場合

これらの菌がどれくらいいるか
確認してみてもいいと思いますよ!

「リーキーガット」って知ってますか?

腸といえば、大事な働きの一つが“バリア機能”です。

腸で炎症がおき
腸の壁がゆるんで毒素や細菌が体内に入ってくる状態

この状態を「リーキーガット症候群」と呼ぶのですが
これも血糖値と関係してるという報告が東京大学から出ています。

機序としては

→ 体が炎症モードに突入
→ インスリンが効きづらくなる(=インスリン抵抗性)
→ 結果、血糖値が上がりやすくなる

という事らしいですが
腸の健康って、本当に全身に影響するんですね。

僕の体験:ちょっと炭水化物を食べると…

ちなみに僕自身
今はFreestyleリブレという血糖センサーをつけて
自分の血糖値を24時間監視してます。

で、わかっているのは

スパイク型体質
だということ。 

お茶碗1杯のご飯を食べるだけで
血糖値が200mg/dLくらいまで一気に上がります。

これはやっぱり、腸内環境も影響してるのかも…と思い始めました。

これからの対策

というわけで
これから今まで以上に腸内細菌を整えること。

を、意識するようにしてみようと思います。

具体的には。。。

===
・腸内細菌のエサになる水溶性食物繊維をしっかり摂る

ごぼう、海藻、オクラ、納豆などに多いので積極的に食べる。

特に、最近スーパーでいろんな納豆が売っている事に気づいたので
いろんな種類の納豆を買って食べ比べしています。

やっぱり食べ比べって面白いので
無理なく納豆生活できてますよ。

===
・発酵食品を毎日食べる

味噌、ぬか漬け、ヨーグルトなど
最近はグルテン・カゼインフリーの生活を送っているので
和食中心の生活を送っているのですが

和食にすると、お味噌が使いやすいのでいいですね。

===
・サプリを増やす

最近は整腸剤を飲んでなかったんですけど
復活させてもいいかなぁと思いました。

整腸剤って体感が分かりにくいから
続ける理由が見当たらなかったんですよね。

花粉症がひどい時なんかは
大量の整腸剤を飲んでましたが
最近はめっきり飲んでなかったんです。

整腸剤の中でも
酪酸菌が血糖値には良いらしいので
酪酸菌を中心に摂取して見ようと思います。
 
「血糖値が不安定な人ほど、まず腸を整える」

これ、意外と盲点かもしれません。

まとめ:腸は“第二のすい臓”かも?

腸が血糖を左右するなんて、ちょっと不思議ですよね。

でも
短鎖脂肪酸がインスリン感受性を上げたり
腸のバリアが血糖値を守ってくれたり

最近の研究では
腸は第二のすい臓とも言えるくらい重要な存在だとわかってきました。

僕もしばらくこの腸活を続けてみて
またリブレのデータをお見せできたらと思います!

「最近、なんか疲れやすいな…」「甘いもの食べると眠くなる」

そんな場合は
ぜひ“腸からの血糖対策”
やってみてください!

ってことで、今回はこの辺で
では、また。


【心と身体研究所よりお知らせ】

栄養と身体の基礎を今のうちに知っておきませんか?

健康って何が正しいのかわからない!

そんな初心者さんでも安心!
栄養学講座始めました。

無料なので、ぜひ知識を付けてみてください。

【心と身体研究所のミッション】

ちょっとした不調なら自分自身で治せる
健康を医者に丸投げしない!
そんな人たちを増やし、お手伝いします。


error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました