冬といえば風邪。
風邪といえば、免疫の季節ですね。
インフルエンザが大流行していますが
あなたは大丈夫でしょうか?
今月のココカララジオでは「免疫」について話していますので
まだ聴いていない方はぜひチェックしてみてくださいね。
さて、ラジオで話しきれなかった
“免疫の裏側”の話を今日は少しだけ。
白血球の中で特に大事なのは「好中球」と「リンパ球」
身体の中で白血球のほとんどを占めるのが、この2つです。
好中球:細菌と戦う前線部隊
リンパ球:ウイルス・免疫調整を担うスペシャリスト
普通なら、細菌に感染すれば好中球が
ウイルスに感染すればリンパ球が増えていきます。
ただ。。。
感染していないのに好中球やリンパ球が増えることもあるんです。
しかも、最近はそんな人がとても多い。
その原因は。。。
そう、ストレスなんです。
ストレスで「好中球」が増える理由
ストレスがかかると
自律神経が“交感神経優位”になります。
すると
・アドレナリン
・コルチゾール
という2つのホルモンが分泌されます。
【アドレナリンの作用】
血管の壁に“待機”している好中球に「出動だー!」と指令を出すため
血液中の好中球の数が一時的に増えます。
なので
・睡眠不足
・長時間の緊張状態
・心配事が多い
・過労気味
・カフェインを摂りすぎ
など、こういう人で増えてきます。
健康な人なら
好中球:リンパ球=6:4
くらいなんですが
ストレスが強い人はこれが大きく崩れてくるんですね。
ストレスで「リンパ球」が増える理由
精神疾患を抱えている方はストレスが強いので
「好中球が増えそう」と思われがちですが
実はリンパ球が増えている人も多いんです。
その理由が
『副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)』。
副腎はコルチゾールやアドレナリンを出す臓器ですが
ストレスが続くと副腎が疲れ果ててしまい
ホルモン分泌が減ってきます。
つまり、副腎が疲れると
・コルチゾールが出にくくなる
・アドレナリンも減る
・やる気が出ない
・朝起きれない
・気力が湧かない
という事が起こってきます。
つまり、好中球が増えて来ないという事ですね。
そしてさらに、コルチゾールにはリンパ球の減少を抑える効果もあるため
相対的にリンパ球比率が上がることがあります。
薬もリンパ球を増やして見せることがある
他にも、精神科でよく使われる
・SSRI
・SNRI
などの薬には
リンパ球の寿命を延ばす作用があることがわかっています。
つまり
・古いリンパ球がうまく入れ替わらない
→見かけ上リンパ球が多くなって見える
ということですね。
まるで“新しく生まれる人より高齢者の方が多い日本社会”のような状態です。
最近アトモキセチンという薬がなかなか薬局に入ってこない
という状態が続くほど良く出る薬になってますが
精神系の薬を飲んでいる場合は
血液検査がマスクされている事も踏まえて読んでいく必要がありますよ!
免疫も「心」と繋がっている
白血球は
僕らが身体の中で“つくっている”細胞です。
だから
・心の状態
・ストレス
・睡眠
・メンタルの疲労
こういったものは、当然免疫力にも反映されます。
「免疫を上げたい!」と思ったとき
食事やサプリも大事ですが
『心のケアをして交感神経を静めること』
も同じくらい大切です。
冬の免疫アップは
身体と心の両方のメンテナンスがポイント。
無理せず、焦らず、できることから始めていきましょう。
って事で、今回はこの辺で
では、また!
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