12％だけらしいですよ

世の中では12という
なんとも扱いにくい数字が多く使われています。

時間は12時間が1セットだし
星座も12個で
干支も12ですね。

ピアノの鍵盤の数も12だし
1年も12ヶ月。

子供の頃
1ダースは12個って知らず
10個買ったつもりが2個得した気分になった覚えがあります。

そうそう
12と言えば
ある研究によると
アメリカ人の代謝機能に問題がない人はたった12％しかいないらしく

そして、おそらくこれはアメリカだけでなく
程度はあれども、ほとんどの国で同じ結果になるハズだそうです。

つまり
身近な人10人のうち9人は
知らないうちに、血糖値や体内のホルモンなどに異常がある
という事。

これ、信じられます？？

この研究は、血糖値をメインに扱っている研究なので
代謝機能の異常とは、血糖値に異常がある人の事を指しています。

健康診断で異常なし！

と、言われたとしても
血糖値を随時測ってみると
異常な数値になっている人がめちゃめちゃ多いんですね。

まぁ僕もその1人なので
動物占いが「ひつじ」の僕は
ほとんどの人が仲間なんてうれしー！
なんて思うわけですが

みんな同じだから安心！

じゃないわけで
異常なんだから正常に戻していかないと
将来的に糖尿病になる事は確定してしまうわけです。

あなたは大丈夫と言い切れますか？？

健康診断じゃ分からない

ちなみに健康診断では
空腹時血糖と、HbA1Cという数値しか測りません。

空腹時血糖とはその名の通り
お腹が空いている時の血液中の糖の濃度です。

「何も食べていない時」
なので、大抵の場合80〜90くらいにはなっているハズ。

空腹時なので
正常値を示す事が多いんです。

HbA1Cというのは
赤血球の糖化度を測る指標で
全赤血球のうち、何％糖化した赤血球があるか？を測っています。

糖と触れ合う時間が長いほど赤血球は糖化するので
その時だけでなく、過去3ヶ月ほどの血糖値の平均がわかる
なんて言い方をしますが

血糖値で一番気を付けないといけない事は『スパイク』です。

血糖値スパイクというのは
血糖値が急激に上昇して、そのあと急激に下降する反応の事で

この血糖値スパイクが
血管にダメージを与え
心や精神に影響を与え
ビタミンB群や亜鉛、マグネシウムなどの栄養を大量に消費します。

この血糖値スパイクが起こっているか起こっていないかは
空腹時血糖やHbA1Cの数値を見ても分かりません。

空腹時血糖は血液採取したその時の数値ですし
スパイクが起こったとしても平均の血糖値は高くならないため
HbA1Cの値は高くならないんです。

スパイクがガンガン起こっているのに
HbA1Cの数値が5.6％の人とか普通にいますし
僕の推定HbA1Cの値も5.0%です。

健康診断だけじゃ
血糖値に異常があるかどうかは分からない。

これが一番の問題なんです。

血糖値スパイクを測る方法は一つだけ

血糖値スパイクを測りたいときはどうするか？
というと

血糖値は常に変動するので
血糖値を常時測れるデバイスをつけて
断続的に血糖値を測るしかないんです。

これは自分で測ることができます。

数ヶ月に1回は歯医者で定期検診を受けた方がいいように
血糖値も定期的に検査した方がいい健康指標なんです。

なにせ
12％の人しか正常じゃないわけですから。

ちなみに
糖代謝に問題がある場合に起こってくる症状を挙げておくと

・日中我慢できないほどお腹が空く
・空腹時にイライラする
・数時間置きに何かを食べずにはいられない
・甘いものが食べたくて仕方がない
・午前や午後の中ごろに眠たくなったり、いつも疲れている感じがする
・なかなか眠れなかったり、動悸で目が覚めたりする
・ニキビや炎症などの肌トラブルがある
・不安、うつ、気分障害がある
・気分が変わりやすい
・よく風邪をひく
・胃酸の逆流や胃炎がある
・月経不順、PMS、多嚢胞がある
・頭がぼーっとすることがある

まぁ、挙げればキリがないのでこれくらいにしますが
こういった症状が出てきます。

最近良く聞く単語だと思いませんか？

あなたも他人事ではないので
もし当てはまるようなら
血糖値を測ってみてくださいね。

きっと、88%の仲間入りをしていると思います笑

血糖値の異常は
放っておけば放っておくほど治すのが大変です。

自分の身体の事をよく知り
早めの対処をしていきましょう！

ってことで今回はこの辺で
それでは、また