血糖コントロールは、自分を知ることから

炭水化物

秩父での旅の間に
久しぶりにじっくりと自分のことを考える時間が持てました。

特に気になっていたのが
「僕の血糖値の動き方」。

以前から、自分は糖への耐性が低いという実感がありましたが
今回あらためてFreeStyleリブレで確認してみると

やはり――
おにぎり半分で血糖値が180mg/dL近くまで上がる。

という
なかなか激しいスパイクが見られました。

血糖値が急激に上がってしまう原因は人によってさまざまですが

僕の場合
これまでの検査データなどからわかっているのは

・インスリン抵抗性はそれほど強くない
・そもそものインスリン分泌量が少ない

という体質がありそうだ、ということ。

つまり
インスリンは効いてはいるけど
出る量が足りていない。

特に少量の糖質を摂ったときに
血糖値がうまく下がらないのは

「これは本格的な糖質じゃないな」
と体が判断して
インスリンの分泌が後手に回ってしまうからなのかもしれません。

血糖値の「中途半端な上昇」が一番怖い

リブレで測ってみて驚いたのは
血糖値が「ちょっとだけ上がる」ときの動きです。

・150mg/dLくらいまでは上がるけど、そこから正常値(90前後)に戻りきらない
・朝になっても110mg/dL付近にとどまっていることがある

これはつまり
微妙な高血糖状態が長く続いているということ。

この「ちょっとだけ高い状態」が続くのが実は一番厄介で
体内のタンパク質とブドウ糖が結びついて糖化(AGEsの蓄積)が進みやすくなります。

老化の大きな原因ですね。

対策としてわかってきたこと

こうしたデータと自分の体感を照らし合わせて
今の僕に必要なのは以下の3つだと感じています。


1.糖質を摂るなら「動くこと」

糖質を摂取するなら
そのブドウ糖をしっかり筋肉に取り込める状態にしておく必要があります。

そのためには
筋肉内のグリコーゲンをいったん使っておくことが大事。

運動した後に同じものを食べても
血糖の上がり方が穏やかになるのは、
こうした代謝のしくみが働いているからなんですね。


2.「少しだけ糖質」はむしろ逆効果

少しの糖質ではインスリンがうまく出てくれず
逆に中途半端な血糖上昇
→糖化という悪循環に。

食べるときはしっかり食べて
“しっかり下げる”
ことが重要だと感じています。


3.「完全な糖質オフ」も見直す時期かも

糖質をまったく摂らない生活を続けていると
インスリンの初動(第一陣)の反応が鈍るという報告もあります。

僕のように「第一陣インスリンが弱い」タイプの人にとっては
むしろある程度の糖質は必要なのかもしれません。


というわけで、次回リブレで測定を行う際は
このあたりを意識した「実験」をしてみようと思っています。

・糖質の量と種類
・食前後の運動有無
・食べるタイミング(夜 vs 昼)

などを変えて、自分の体がどう反応するか?
をもっと細かく見ていきたいですね。

正直、こうした血糖の話って、調べれば調べるほど混乱しますし
「結局、何が正解なんだ?」と頭を抱えたくなる瞬間もあります。

でも、健康に関しては

「自分の身体を知る」ことが何よりの近道

このスタンスだけは、いつも忘れずにいたいと思っています。

あなたも、ぜひ。
一度立ち止まって、自分の身体の声を聞いてあげてください。

では、また次回に!


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