「昔はね、老化って“サビること”だって言ってたんですよ。」
そう言われて
「あー!あったあった!」と懐かしく感じたあなた。
かなり“栄養オタクの素質”ありますね?笑
一昔前は「抗酸化力こそ正義!」という空気がありまして。
・アントシアニン
・リコピン
・アスタキサンチン
・CoQ10(コーキューテン!)
こういった“抗酸化パワー”のある成分が毎週テレビで紹介され
紹介された瞬間、スーパーやドラッグストアからその食品が消える。
サプリメーカーはウハウハ。
今思えば、すごいビジネスモデルが全国規模で展開されてましたよね笑
栄養素が好きだったあの頃
僕自身も思い返せば
中高生の頃からすっかり影響を受けてまして。
『伊藤家の食卓』とか『発掘!あるある大辞典』
で紹介されていた栄養素の豆知識をメモしたりしてました。
(当時の自分に言いたい。
「君、それ、将来の仕事になるから安心して極めていいよ」って笑)
オーソモレキュラーとの出会い
そんな「栄養素オタク少年」が大人になって出会ったのが
オーソモレキュラーという分子栄養学の世界。
アメリカでポーリング博士が提唱した学問で
ビタミンCを“1g”じゃなく“10g以上”とか
「これもうサプリっていうか医薬品よりも多くない?」
ってくらい摂るわけです。
脂溶性ビタミンまでガンガン使うので
最初は怖かったですよ。
でも論文を読みあさり、生化学を深掘りしていくと
「あれ?思ったよりロジカルだぞ…?」と。
気づけば
“桁違いのビタミン”にも動じない体になっていました。笑
今では、もっと深く
遺伝子まで読み取れるような
精密栄養学という分野に手を出しています。
サプリ信仰は、ちょっと違うかも?
とはいえ、僕は
「とにかくサプリを飲めばいい!」
「自然治癒力だけでなんとかしよう!」
みたいな、どちらか一辺倒な考え方ではありません。
漢方や鍼灸も使いますし、サプリメントを勧める事もあります。
ただ、僕にとってサプリとはあくまで
・ビタミン
・ミネラル
・必須脂肪酸
・タンパク質
この「体に必要だけど、食事では不足しがちな基本栄養素」を補うもの。
リコピンやアントシアニン、CoQ10みたいな
“抗酸化ブームで脚光を浴びた成分”を個人的にサプリで勧めることはほとんどありません。
というのも
「これを飲んだら体調が一気に良くなった!」っていうのは
もはや医薬品と同じじゃない?と思ってるんですよね。
結局、「常識」は常識じゃない。
驚くかもしれませんが
今お話ししてきたように
医学も栄養学も
「その時代の常識」によって変わるもの。
医学だって常識がコロコロ変わってます。
だからこそ
「テレビで紹介されてたから」とか
「〇〇がいいって聞いたから」じゃなくて
自分の体とちゃんと向き合って
今、自分に本当に必要なものを見極めていく。
世の中の事なんてどうでもいいんです。
自分の身体は?
と、いつも考える癖をつけてほしいなぁと思います。
ってことで今回はこの辺で
では、また
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