今日は健康の話は少し置いておいて
せっかく旧正月も過ぎた事だし、今年一年はどんな年になっていくのか?
というのを見ていこうと思います。
1年は立春から始まる
中国では旧正月といえばお祭り騒ぎがよくテレビで報道されていますが
日本だって昔は立春を1年の始まりとして考えていました。
その名残が、易経や九星気学にも残っていて
僕は漢方の世界が得意なのですが、九星気学と漢方の考え方はとてもよく似ていて
九星気学にも詳しかったりします。
また、日本の古い考え方も好きでいろいろ調べて知っている事もあるので
それらを総動員して、今年はどんな年になるのか
僕の考えではなく、昔の人が使っていた占いを元に考えていきたいと思います。
占いなんて意味あるのか?
運勢なんて意味あるの?
って思う場合も多いと思います。
僕も、昔はまったく信じていませんでした笑
けど、ミスチルの桜井さんも
”信じる事のできそうな位の可愛い嘘はなるべく信じて見る事にしたんだから”
by 友とコーヒーと嘘と胃袋
なんて歌ってるので、僕も気にかけてみようと思っています。
九星気学
今年の運勢を知っていくにあたって
九星気学という学問と
干支という2つの考え方を使っていこうと思います。
九星気学とは、あなたも聞いた事があるかもしれませんが
生まれた年の格桁を全て足して、またそれぞれの桁を足して、11から引いた数があなたの星です。
僕だったら、1985年生まれなので
1+9+8+5=23
2+3=5
11-5=6
という事で、『六白金星』が僕の星という事になります。
6という数字さえ決まれば、あとは勝手に決まります。
6以外には、
一白水星
二黒土星
三碧木星
四緑木星
五黄土星
七赤金星
八白土星
九紫火星
という星があります。
数字・色・属性・星
という順番になっていて
属性の部分を見ると、木火土金水となっていて、漢方の世界でいう五行となっているので
九星気学の考え方がなんとなく理解できるんですよね。
今年の星
ただ、これを求めても各人の運勢がわかるだけなので
それは各個人で調べてもらうとして
今年の運勢は?
と、言う時には今年の星はなんなのか?が重要です。
今年の星は、『四緑木星』です。
テーマは『風』
漢方の世界と同じように
イメージ力を働かせれば、今年がどんな年なのか?
が、わかってきます。
四緑木星のイメージは『風』です。
風といえば、動きが早く、いろいろな物を動かします。
強風が吹けばいろいろなものが飛ばされ、何もなかったかのような状態になってしまう事もあります。
なので
風の強い意味としては「リセット」や「動きが激しい」という意味があり
さっそく3月には、日銀総裁の交代がありますが
変動の激しい1年になっていくかもしれないですね。
風が激しく吹けば、物を動かし吹き飛ばす働きがありますが
ゆっくり吹けば一箇所に固める働きもしています。
風に乗って落ち葉が動かされ、一箇所に固まっているイメージです。
なので、風の年には、整うという意味もあり
激動の日々を送っていながらも、これからの方針がいろいろ決まっていく
そんな年になるはずです。
また風は、落ち葉や、埃、花粉など
いろいろなものを運びますが、「風の便り」というように
情報も風に乗ってやってくると考えられるので
情報過多になる可能性もあります。
これまで以上に取捨選択の力が重要になってくるでしょう。
干支
『今年の干支は、なんだっけ??』
年末年始にしか気にならない事かもしれませんが
この干支にも、ちゃんと意味が込められています。
今年の干支は『卯』
なのですが、これだけでは正確に干支を現せていません。
正確に言うと
『癸卯(みずのとう)』というのが今年の干支です。
このように干支というのは、前半の十干と、後半の十二支によって今年はどんな年になるのか?
を、昔の人は判断して対策を練っていたんだと思います。
十干
十干というのは、その名の通り10通りあります。
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
と、なんだか呪文みたいな漢字が並んでいますが
これには、五行と陰陽の考えが込められていて
木火土金水とそれぞれの陰陽で意味を現す事ができます。
読み方は
陽を「え」
陰を「と」と読み
順番は、木から火、土、金、水の順で、それぞれ陽陰の順番になり
「きのえ」「きのと」「ひのえ」「ひのと」「つちのえ」「つちのと」「かのえ」「かのと」「みずのえ」「みずのと」というように
10個が並び、さっきの「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」が、それぞれの読み方になっています。
昔は、甲乙丙・・・っていうのは、1、2、3っていう数を数える時に使った漢字らしいですが
今じゃ、契約書でしか見ない漢字なので
ほんと、ややこしいったらありゃしないですね笑
みずのと
今年は、この十干の最後の年である「みずのと」
意味は「水」の「陰」なので
海や川の流れのように、大きく自分主体で何かを動かす水ではなく
大地や植物に潤いを与え、種が芽吹く手助けをするような、影からコッソリ活躍する水の年。
また、最後の年であるので、10年の締めくくりとしていろいろな事が終わり、新しく始まろうとする年になります。
何かに挑戦するのであれば、今年のうちに力を貯めて来年に花を咲かせるような年にするといいと思います。
十二支
この十二支は、中国から由来したものですが
昔の日本人には、いろいろな事にこの十二支を使っていました。
一番身近だった例が、時間です。
丑三つ時といえば、深夜の3時頃を表しますが
子の時間は、23時から1時、丑の時間が1時〜3時、寅の時間が、3時〜5時と言うように
時間を十二支で表していました。
お昼の12時を、正午と呼ぶのも
牛の時間が11時から13時であり、それよりも前を午前、それより後を午後と呼んだのが今でも続いています。
卯
卯年にも意味があります。
「うさぎ」は、おとなしく穏やかなイメージがあると思います。
そのイメージ通り、安全という意味が込められているのが卯年。
また、うさぎといえば、ぴょんぴょん跳ねる姿を思い浮かべると思いますが
飛躍や向上といった意味も込められています。
卯の刻というと、午前5時から7時くらいの明け方の事。
長い夜が終わり、これから1日が始まろうとするそんな時間を表すので
今までやってきた事が、やっと日の目を見る。
そんな年になるかもしれません。
まとめ
なかなか、十干についてや、干支について、また九星気学なんかを
ちゃんと知る機会ってないと思います。
けど、昔の人たちは今までの経験を元にこういった事を考えながら生きてたんだなぁと思うと
あながちこういった占いも間違ってはないのかなぁと思ったりします。
まったく違ったりしたら、途中でこの考え方がなくなってる気がしますしね。
とにかく今年は、大きく見ると
何かが終わり、新しく何かが始まる年で
大きな変化があるけれど、その動きはたくさんある情報の中から精査しないと見えてこない。
そんな年になる気がします。
僕たち個人としても
風の激しい動きに吹き飛ばされて、一箇所に押しつけられないように
水の潤いによって、力を蓄え、今温めている事を育てていく。
そうすれば、今までやってきた事の花が咲いてくる。
そんな年になっていくでしょう。
温めている事がない!
って言う場合でも、まだ年は始まったばかり。
日が登るには時間があります。
早いうちに何かをやり始め、来年には花が咲くように
コツコツと前へ進むようにしていきたいですね!
と言う事で、今回はこの辺で
今年も一年良い年にしましょう!
よっぴー