膝痛を自力で克服する

病気のあれこれ

突然ですが
鍼灸治療に来る患者さんはどんな疾患で来る人が多いと思いますか?

正解は
腰痛、肩こり、関節痛

これがトップ3で
関節痛では特に、膝痛を訴える患者さんが多いです。

もちろん最近は不妊症患者さんも多いですけどね。

そんな膝痛ですが
そもそもなんで膝が痛くなるんだ?
と、不思議じゃないですか?

同じ生活をしているはずなのに
膝に問題のない人もいれば
膝に水が溜まったり、膝が痛くて動けないという人もいます。

西洋医学的にいうと
膝の軟骨が擦り減る事で痛みが出る
なんて言われ

すり減った軟骨を補えるような顔をして
ヒアルロン酸や、コラーゲン、コンドロイチン、グルコサミン
などのサプリメントが売られており

軟骨が何故減ったのか?も考えずに
膝が痛い人はそれらを飲んでいる印象です。

そもそも
膝の中にある滑液の70%は水なので
こういった成分を補給する事に意味はあるのか?
とか
口から取り入れたサプリメントがそのまま膝に行くのか?
など

僕は疑問で仕方ないのですが、気にならないんですかねぇ?

体重と膝痛の関係

膝が擦り減る原因は
膝に負担がかかっているから
という事を言われると思いますが

膝に負担をかけてる自覚ってありますか??

整形外科や鍼灸整骨院では
膝の負担を軽くするために体重を落とせ!
と良く言われます。

歩くときには
膝に体重の2〜3倍の力がかかるので
体重を落とせば膝の負担を軽くできる
という理屈です。

ただ。。。

膝が痛いと動くのが億劫になり運動量が減るので体重が落ちない
と、嘆いていてる人も多いです。
(ウチの嫁のお母さんもこのタイプ)

まさに
膝痛スパイラル!

まぁ、ただ

運動量と体重増加には相関関係がないので
実は、このスパイラルって抜け出せるんですけどね〜。
(思い込みって恐ろしい!)

膝への負担って?

話は戻って
現代人って、なんでそんなに膝に負担がかかっているんでしょうか。

昔の日本人なんて
平均しても1日10kmは歩いていたわけですし
旅行の際は40km以上歩いたわけです。

むしろ現代人って
膝を使ってない事の方が多い気がしませんか?

この問題を色々調べていくと面白い事がわかりました。

それは
現代人の歩き方と昔の人の歩き方には違いがある
という事。

現代人は足を伸ばして踵から地面に着地しますが
昔の日本人は摺り足が基本だったので
足の裏全体で着地していたらしいです。

女性だとヒールを履いている時を想像してもらえると
イメージが付きやすいかもしれません。

先人に習う膝の養生

やっぱり僕は自分で自分の身体をケアできるようになって欲しい。

よっぴーさんに治療してもらってからとても調子がいいです!

って言われるのはとても嬉しいんですけど
それだと僕がいない時にどうすんねん!?

ってなるので
自力で対処できるようになって欲しい。

ということで、ここからは自力でケアしていく方法を紹介します。

膝って実は
まっすぐになっている時が一番負担がかかるんです。

太ももの骨と、スネの骨が一直線に並んでいると
地面からの衝撃が直接膝にかかるんですね。

こうならないためには
膝を常に曲げる事が重要です。

かっこ悪いからちゃんと膝を伸ばしなさい!

なんて昔言われたことがあるかもしれませんが
残念ながら

膝を伸ばすから膝が痛いんです。

これは
歩いている時だけでなく立っている時も同じです。

電車で通勤している時
晩御飯を作っている時
シャワーを浴びている時

いつどんな時でも
膝は少し曲がっているのが正解。

感覚としては
膝を曲げるというより腰を落とす
という感覚の方が合ってるのですが

ひとまず、膝が痛いという場合
膝を伸ばさない事がとても重要なので
ぜひ、意識してみてください。

戦後、GHQが日本に入ってきて一番言われたことが

膝を伸ばせ!

だったようで(文献に残ってます)
日本人は膝を伸ばす事ができなかったらしいですよ。

ちなみに、不思議ですが
腰痛も、膝を曲げていれば緩和されます。

最初のうちは
太ももの筋肉がツライですが
その筋肉が弱いせいで膝に負担を押し付けていると思って
慣れていきましょう!

って事で、今日はこの辺で
では、また。


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