ホルモンの語源

アレルギー

焼肉屋さんでホルモンを頼み始めたらおっさんになった証拠
って昔は思ってましたが

学生時代焼肉屋さんでバイトをした時に
ホルモン美味しいじゃん!

と、知り

大学生にしておっさんになってしまったよっぴーです。

ちなみに
大昔から栄養価の高いホルモン(内臓)は
子供を産める女性に優先的に食べさせる物であり
健康維持に不可欠と思われてきました。

ホルモンの語源として
捨てるもの(関西弁で放るもん)だからホルモンって言うんだ!
とよく言われますが

実はこれ、大嘘。

なんだかそれっぽく聞こえるので浸透していますが
ホルモンは昔から捨てるものではありません。

むしろ、肉の部分よりも大切に扱われてきた
栄養価の高い貴重な部分だったんですね。


さて、話は変わって
牛乳は好きですか?

僕は小学校の給食で瓶の牛乳が出ていた事もあり
牛乳は飲み慣れた飲み物なのですが
実家に帰った時や、外でコーヒーを飲む時くらいしか飲まなくなりました。

最近では

牛乳ってリーキーガットの原因なんですよ!
アレルギーも起こしやすいし
乳糖不耐症の問題もあるし
ホルモン剤とか、殺菌方法とか
マジ飲まない方がいい飲み物なんですよ!

と、熱く語ってくれるハイキャリアの人が増えてきましたが
そんな人たちは決まって

アイスのスターバックスラテ、ソイ(豆乳)に変更で!

と、オシャレな感じでハイヒールをカツカツ言わせながら過ぎ去って行くわけですが
豆乳って健康的なイメージありますよね。

美容の味方
っていう顔をしてるじゃないですか。

僕はココラボ栄養学
牛乳に含まれるカゼインの話をしていますが
かといって、豆乳を勧めているわけではありません。

歴史を見ると。。。

日本の牛乳の歴史は1500年もなく
最初のうちは、薬として使っていたので
常飲するものではありませんでした。

酪農が始まったのは江戸中期以降で
増え始めたのは明治以降です。

ここからもわかるように
日本人が牛乳を飲み始めたのはたった150年ほど前なんです。

現に、日本人と牛乳の相性は結構悪く
日本人の50%は牛乳に含まれる乳糖を分解できません。

つまり
牛乳を飲むと日本人の50%は下痢をする
というわけです。

さらに、牛乳は身体を冷やすので
お腹が冷え、さらに下痢を促します。

逆に豆乳の歴史は古く
紀元前200年くらいに中国で作られ始めました。

中国から日本に入ってきたのは奈良時代(700年頃)ですが
豆乳を飲む事はせず
主に豆腐や湯葉を作るために使っていたようです。

ちなみに、豆乳も身体を冷やす飲み物なのは変わりません。

要するに
牛乳も豆乳も日本人は元々飲んでいなかった。

それが
科学という一部分を見る医学の目線で
タンパク質が豊富
だとか
カルシウム補給に
とか
女性ホルモン作用が

などと言われ、世間に広まって行ったんですね。

クールポコなら
日本人なら黙って『緑茶!』
と言いそうですが

僕も、緑茶でいいと思います。

豆乳の害は
過去にラジオでも喋っているので
こちらを参考にどうぞ。

ニッケルアレルギー

ちなみに最近では
これらの害に加えてニッケルアレルギーの人も増えており
原因不明の皮膚炎で悩んでいる人も多くなってきました。

ニッケルは缶詰やステンレスの原料でもありますし
日常生活で触れる機会も多い金属。

皮膚相談の時に
生活をヒアリングしてみると
豆乳を飲み始めた時期と被っていた
なんて事もよくあります。

ホルモンは捨てるものから来た言葉なんだよみたいに
こんな成分が入っててめちゃめちゃ健康的なんだぜ!
って
それっぽい言葉で騙される
健康業界あるあるに引っかからないよう

何卒、ご注意くださいませ。

騙されないためには
ひとまず歴史を振り返り
昔の日本人はどうしていたのか?
その食品の歴史は?
と、考えると、答えに近づくかもしれません。

健康効果があるのなら
昔の人がすでにやっているハズです。

ってことで今回はこの辺で
それでは、また。


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