ゴミを見れば
その家の年収がわかるなんて
どこかの記事で見たことがありますが
僕からするとゴミを見れば
その家の健康具合がわかります。
僕は何か液体のものを買う時。
基本的にはガラスビンに入っているものを買い
いつも使っている水筒もガラス製です。
ガラスにこだわっている理由があるので
今日は現代社会では避けて通れない
マイクロプラスチックのお話をして行きます。
そもそもマイクロプラスチックって?
日本ではまだあまり大きく取り上げられていませんが
海外では深刻な問題として議論が進んでいるのですが
これは
「環境問題の話」
では、ありません!
実はこれ、僕たちの身体の中で起きている問題で
特にホルモンや妊娠、子どもの発達に関わる話なんです。
マイクロプラスチックというのは
プラスチックが劣化して細かく砕けた
目に見えないほど小さな粒子のことです。
これがどれくらい身近かというと
人は汚染された食べ物や飲み水から、年間およそ5万個の粒子を摂取していると言われています。
しかも!
口から入るだけじゃなく
空気を吸い込むことでも、皮膚に触れることでも体内に取り込まれる
というのが厄介なところなんです。
そのせいで
すでに、人間の血液・胎盤・卵巣の中からも
マイクロプラスチックが見つかっているという報告が続々と出ています。
「自分には関係ない」と思っていても
現代に生きている以上
残念ながら誰もが日常的に取り込んでいるというのが現実なんですよね。
一番の問題は「ホルモンを乱す」こと
マイクロプラスチックの何が問題かというと
プラスチックに含まれる化学物質が内分泌かく乱物質(環境ホルモン)として働くことです。
これらの化学物質は体内の組織や臓器、特に卵巣や精巣に蓄積し
ホルモンのような働きをしたり
ホルモンの働きを邪魔したりするんです。
さらに
「食べる・寝る」のリズムや体温などをコントロールしている
脳の視床下部という場所にも影響を与えることがわかっているので
影響は全身に及んでしまうんです。
甲状腺にも影響する
意外と見落とされがちなのが、甲状腺への影響です。
甲状腺というのは
エネルギーをどこに使うか、どれくらい作るかをコントロールしている臓器です。
ここが乱れると、だるさや代謝の低下につながり
「なんとなくだるい」
「冷えやすい」
「代謝が落ちた気がする」
というような
不定愁訴と呼ばれる症状を引き起こしやすくなります。
色々調べても原因がわからないとか
健康診断で急に甲状腺について何か言われた
という場合には
こういう環境要因が隠れている可能も考慮に入れてもいいかもしれません。
妊娠・妊孕性への影響
また、最近ホルモンや妊娠についてお話ししてきていますが
実は、この分野にも影響があります。
卵巣や精巣は
マイクロプラスチックに含まれる化学物質のダメージにとても敏感な臓器なんです。
動物実験のレベルですが
マイクロプラスチックにさらされたげっ歯類では
プラスチックが子宮や卵巣に蓄積し、卵巣が軽くなり、成熟した卵胞の数が減ったという報告があったり
マイクロプラスチック入りの水を飲んだマウスの卵巣では
酸化ストレスが増えたという結果も見られました。
そして人間でも
体外受精を受けた女性の卵胞液からマイクロプラスチックが検出されたという
臨床的な報告も出ています。
男性も例外ではなくて
ポリスチレンを28日間与えられたマウスでは
精子の数と質が低下し、テストステロン値も下がったという研究があります。
怖がらせたいわけじゃないんです
ここまで読んで不安になったかもしれませんが
僕が伝えたいのは「怖がってください」ということじゃありません。
完全にゼロにすることは、現代では不可能です。
神経質になりすぎる方が、かえってストレスで身体に悪い。
でも、知っているか知らないかで、選べる行動が変わります。
特にこれから妊娠を考えている方、小さなお子さんがいる家庭では
ちょっとした工夫で取り込む量を減らすことができます。
ということで次回は
「じゃあ実際にどうやって減らせばいいのか」
という具体的な対策の話をしていきますね。
ってことで、今回はこの辺で。
では、また。
▼次の記事▼
「じゃあ、どうすればいいの?」という話は次の記事にまとめました。
今日からできる現実的な対策を紹介しています。
【マイクロプラスチックを減らすために|今日からできる現実的な対策】
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