オメガ3・6・9

脂質

さて、連日油の話になってますが
結論がまだ出せずにいます。

ただ、植物性の油に問題がある事は
認めたくないけど、結果が示していて受け入れるしかなさそうです。

ちなみに植物性油には
環境ホルモン作用を示す何らかの物質が含まれている事に加え
リノール酸の害も見過ごせません。

今でも勘違いしている場合もあると思いますが
体内のコレステロール値は、下げるほど死亡率が上がり
コレステロールの値は高いほど寿命は長くなります。

また、コレステロールの値と
心臓血管系疾患との関連はない事が証明されていますが

医学界でさえも
コレステロールの値を下げる事が健康の一歩だと疑ってもいません。

常識を疑うのってほんと難しいんですよね。

そんな状態の中
リノール酸をたくさん食べればコレステロール値が下がる
と言う論文が出たせいで
高リノール酸油が一時期世の中に出回りました。

卵は1日1個まで
お肉は脂身よりも赤身
バターよりマーガリン
お肉よりも野菜を食べよう

と言うキャンペーンが始まり
みんな植物油を選ぶようになります。

リノール酸が多く、安価な油として
菜種油やパーム油がもてはやされ

ドレッシングやマヨネーズなどの調味料
スーパーや飲食店の調理油など

ほとんどが菜種油やサラダ油、パーム油に置き換わりました。

その結果
糖尿病患者、糖尿病予備軍が激増したんです。

最近では、オメガ6であるリノール酸の摂りすぎもダメだ!
オメガ6以外の油を選ぼう!
と言う事で

オメガ9が多く含まれる
オリーブ油や米油が流行ってきました。
(僕もまんまとその流行に乗ってしまいました)

ただ。。。

リノール酸の毒性はオメガ9の油では取り去る事ができません。

リノール酸に対抗するには
オメガ3の油が必要なんです。

オメガ3の油といえば
有名なのがEPAやDHAなどの魚の油。

オリーブ油って
地中海地方の人が食べていて健康的だ!
と、言うイメージがあるかもしれませんが

地中海地方の人達はオリーブ油も食べていますが
魚介をたくさん食べているので
オメガ3の油の摂取量が多いから健康的なんです。

日本人も外国からすると健康的な民族と見られていますが
それは、日本食には植物油がほとんど使われず
魚介をたくさん食べるからなんですよね〜。

調べたところ
糖尿病罹患率が一番多い国は中国のようです。

中華料理って
油をめっちゃ使う料理なんです。

僕も中華は好きでよく作りますが
油をガッツリ使う料理が多すぎます。

炒飯って英語でFried Riceなので
お米を揚げるくらいの油を使って作ります。

昔は動物性の脂を使っていたのかもしれませんが
今は全て植物性の油を使っているハズ。

植物性の油が糖尿病を引き起こすのは証明済みなので
中国が糖尿病罹患率世界一なのも頷けますよね。

日本食には油がほとんど使われてこなかった
といいましたが

日本食で有名なのが『天麩羅』

これめっちゃ油使うやんけ!

って思うかもしれませんが
天麩羅が日本で広まったのは江戸時代。

当時、和食ではなく南蛮料理と言われていたようです。

植物性の油は昔はとても貴重で
食用ではなく、灯り用として使われてきました。

当時メインの油だった菜種油は
毒性があったので、食用にはできなかったんです。
(今は品種改良により食べれるようにはなったみたいです)

菜種油は
家畜に与えると病気を起こし一時問題になったので
家畜の餌にすらなりません。
(人が食べてるのに!)

ちゃんと知って選ばないと怖いですね!


【今日の研究結果まとめ】
・オメガ6の油(菜種、パーム、綿実、ひまわり、紅花、大豆)の摂取量を0にする。
・オメガ9の油も大丈夫とは言い切れない
・オメガ3のDHA、EPAの油は健康の源なのでしっかり意識して摂取する。



【心と身体研究所よりお知らせ】

栄養と身体の基礎を今のうちに知っておきませんか?

健康って何が正しいのかわからない!

そんな初心者さんでも安心!
栄養学講座始めました。

無料なので、ぜひ知識を付けてみてください。

【心と身体研究所のミッション】

ちょっとした不調なら自分自信で治せる
健康を医者に丸投げしない!
そんな人たちを増やし、お手伝いします。

【心と身体研究所の公式メールマガジン】

▷▶︎【ココラボ研究室】◀︎◁


error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました