「太っている=栄養が足りている」は昔の話|ダイエット連載スタート

ダイエット

僕も若い頃は
ダイエットについて相談を多く受けていて
逆に太りたいなんていう人の相談も受けたことがあります。

みんな体型って気になるんですね。

ダイエットに重要な事は
運動と食事なのは間違いないんですが
この運動と食事にみんな苦戦しているように思います。

それもそのはず
自分に合わない運動や食事をしてしまうと
長続きしないどころか、逆効果になってしまう事もあるからなんですね。

ということで
夏までに痩せたい!

という意見も多くいただいているので
お待ちかね

ダイエット編スタートです。

昔は「太っていること」が価値だった

今では信じられないかもしれませんが
歴史を振り返ると、太っていることが富や健康の象徴だった時代があります。

ヨーロッパの貴族の肖像画はふくよかに描かれていましたし
中国にも「福相」という、丸みのある体格を幸運や長寿と結びつける考え方がありました。

理由はシンプルで、昔は食べ物が貴重だったから。

飢饉や凶作が当たり前の時代には
体脂肪を蓄えられる=食料を安定して確保できる人という意味になりました。

「この人は飢えていない」
「裕福だ」
という、目に見えるサインだったんですね。

つまり昔は、太れること自体が
「ちゃんと栄養が摂れている」
「代謝が正常だ」
という証拠でもあったわけです。

でも、現代の「太っている」は意味が違う

ここからが本題です。
現代は、状況が完全に逆転しました。

昔は「食べることが難しい」時代でしたが
今は「食べ過ぎないことが難しい」時代です。

現に
「ファスティングして見ましょう。」
「炭水化物を15g以下に抑えましょう。」

なんて食事指導をしてもたいていの人ができません。

食べない美食家という
一見矛盾しているように見える言葉が
現代ではとても重要なのではないかと思います。

そして一番お伝えしたいのがここなんですが
昔の「太っている」は栄養が足りている証拠でしたが、現代の「太っている」は、必ずしも栄養状態が良いとは限らないんです。

むしろ逆のことが多い。

高インスリン状態、超加工食品、運動不足
こういった現代特有の要因で脂肪が溜まっている場合、ビタミンD・マグネシウム・亜鉛・ビタミンB群などが足りていない「隠れ栄養不足」になっていることが珍しくありません。

太っているのに、栄養は足りていない。

これ、不思議に聞こえるかもしれませんが、現代ではよくある状態なんです。

だから「とにかく食べない」は危険

ここまで読むと、なんとなく見えてきませんか?

太っている原因が「食べ過ぎ」だけじゃなくて
「隠れ栄養不足」も絡んでいるとしたら

ただ食事を減らすダイエットは
『栄養不足をさらに悪化させるだけ』
ということになります。

実際、自己流の食事制限でかえって体調を崩したり
リバウンドしたりする人が後を絶ちません。

カロリーを減らせば痩せる、という単純な話じゃないんですよね。

大事なのは、自分の身体が今どういう状態なのかを知った上で、自分に合った方法を選ぶことです。

この連載でお伝えしていきたいこと

この連載では
「とにかく我慢」「とにかく運動」
みたいな根性論ではなく

なぜ自分は痩せにくいのか。
どんな栄養が足りていないのか。
自分の体質に合った食事や運動は何なのか。

そういう視点から
あなたに合ったダイエットを一緒に探していけたらと思っています。

次回は「そもそもなぜ人は太るのか」という
太るメカニズムの話をしていきますね。

ってことで、今回はこの辺で。
では、また。


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